お盆休み中の修理<続編>
猛暑が少し和らぎ、工房作業が少し、楽になりました。
お盆休み中の作業の続編。
かなり弾き込んだ、スタインウェィの部品交換のため、
レッスンの無い、お盆休み中に、
アクションをお預かりしました。
こちらは、鍵盤とダンパーが接する、ダンパーレバークッションフェルト。
かなり摩耗しています。

こちらは、弦を叩いたハンマーを止める、バックチェックスキン。
こちらもはかなり摩耗しています。

なのでもちろん、
鍵盤もガタが多く、バランスブッシング、とフロントブッシングも、
このように摩耗しています。

生徒さんがピアノを弾くと、手に黒い色が付いてしまう。
と仰っていたので、鍵盤を確認したところ、
鍵盤側面に、このようなシミ。

黒鍵を拭いてみましたが、色が落ちるだけでもなく、
とりあえず全ての鍵盤を拭き直し、
機械で磨きました。
これがなぜなのか?
お分かりになる方いらっしゃいましたら、教えて下さい!

注文していた、ダンパーレバークッションフェルトが、
厚みの合わないのが届いたり、お届けまでに間に合わないかも?
最後に時間と、精神的に追い込まれましたが、
どうにか間に合って良かったです。

アクション乗せた後の写真、忘れました・・・

生まれ変わったピアノは、面白いですね。
いろんな音に変化していきます。
と、メッセを翌日頂きました。
打弦に遊び(無駄な動き)がないと、タッチや音色にきちんと反応してくれる、
と言う事ですね。
ソートエルワルドHP
https://soutelward.com/